検査日 月、木、第2・4土
※水曜日を除く診療時間内は緊急時対応可能
病気の早期発見、早期治療のために
内科部長 吉川武志
「内視鏡検査はつらい」というイメージがありますが、当院では、鼻からスコープを挿入する「経鼻内視鏡」も導入しています。口から挿入する「経口内視鏡」と比べ、嘔吐反射などがなく、スコープも細いのでラクに検査を受けることができます。病気の早期発見、早期治療のために、検査をためらったりせず、積極的に活用されることをお勧めします。
高解像度で微細な変化も見逃さない
内視鏡検査は、がんの早期発見はもちろん、逆流性食道炎や胃潰瘍の診断に有用です。早期発見、早期治療により、QOLの向上や改善にもつながります。2013年4月からは、最新の機器「NBI内視鏡」を導入し、検査における解像度が大幅にアップ。通常では見逃してしまうような微細なものも捉えることができ、がんなどの発見率もさらに高まっています。
【 NBI内視鏡 】 Narrow Band Imaging(狭帯域光観察)。特殊な光を当て、粘膜表面の血管や粘膜の微細模様であるピットパターンなどを強調表示する光学的な画像強調技術。
当院の特徴
① 苦しくない経鼻内視鏡を使用
経鼻内視鏡は、従来の経口内視鏡よりも細くなっており、検査での負担が軽くなります。また、鼻から内視鏡を挿入するため、つらい嘔吐反射もなく、検査中に医師と会話することもできます。
② がんの予防にピロリ除菌
胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃炎、がんの原因となるピロリ菌。ピロリ菌感染の診断は尿検査で調べます。除菌を行うことでがんの発生リスクを抑え、健康維持につながります。
③ 最新の機器で精密な検査
当院では最新の機器を使用し、安全な検査を心掛けています。また、精密な観察ができるので、病気による変化を見逃しません。
検査で発見された主な症例
大腸がん
進行がんです。がんの多くはポリープから発展するとも言われます。ポリープの段階で発見できるかが鍵になります。
胃がん
進行がんです。転移等をともなうと手術も困難となります。
胃潰瘍(出血性)
正常な胃の粘膜はきれいなピンク色をしていますが、粘膜がほられており血管まで到達し、出血が見られます。
十二指腸潰瘍
胃酸が流れ込んで引き起こされる潰瘍は、胃に近い十二指腸の腸壁でも発症します。
経験豊富なドクター陣と多くの実績
当院では、専門の知識をもった医師が検査を担当しています。これまでに多くの検査実績を重ねているため、豊富な知識を元に安心して検査を受けていただけます。
吉川武志医師
日比茂人医師
松岡宏医師
検査件数
毎年多くの検査を行っています。専門の医師により、
安心して検査を受けていただくことができます。
H21 | H22 | H23 | H24 | H25 | H26 | |
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胃ファイバー検査(GIF) | 398 | 433 | 413 | 404 | 424 | 408 |
経鼻内視鏡検査 | (36) | (38) | (49) | (42) | (26) | (12) |
大腸検査(CF) | 150 | 177 | 194 | 179 | 170 | 133 |
ポリープ切除術(EMR) | (47) | (35) | (62) | (59) | (27) | (34) |
胃ろう(PEG) | (10) | (9) | (2) | (1) | (0) | (3) |
合 計 | 548 | 610 | 607 | 583 | 594 | 541 |
※経鼻内視鏡検査は前処置に時間がかかります。30分前の来院をお願いいたします。
※午後から大腸内視鏡検査を受けられる患者さまは、午前9時から前処置を行います。
※上・下部内視鏡検査を1日で受けられると身体に負担がかかります。
数日に分けるようお願いいたします。
検査の流れ
胃内視鏡検査
① ご予約
まずは、担当医師と相談し、検査日を決定・予約を入れていただきます。
② 検査前日
夕食はできるだけ消化の良いものを摂り、21時以降は食事をしないでください。
③ 検査当日
指定時間までにご来院ください。検査の1時間前からは水分の摂取もできません。
④ 検査
身体の力を抜き、なるべくリラックスして検査を受けてください。検査前にのどの麻酔の処置を行いますので苦痛は軽減されます。 経鼻内視鏡の場合は、検査前に鼻の麻酔処置を行います。 *鼻のアレルギーなどがある方はできない場合があります。
⑤ 検査終了後
異常のない場合
検査後しばらく安静にしてください。のどの麻酔の影響で検査直後は飲食できません。
病変を発見した場合
検査結果をご説明いたしますので、1週間後にご来院ください。
大腸内視鏡検査
① ご予約
まずは、担当医師と相談し、検査日を決定・予約を入れていただきます。
② 検査前日
朝から食事制限がありますので、看護師の説明に従ってください。
③ 検査当日
朝より飲んでいただくお薬(下剤)があります。指定時間までにご来院ください。
④ 検査
身体の力を抜き、なるべくリラックスして検査を受けてください。
⑤ 検査終了後
異常のない場合
検査後しばらく安静にしてください。食事制限はありませんので、通常通りの食事が可能です。
病変を発見した場合
出血の可能性がある場合は様子をみるため、1日入院していただくこともあります。
がんを発見した場合、手術を受けていただく他病院を紹介させていただくことがあります。
連携病院
お申込み・お問い合わせ
Tel 052-611-6561